絵本おばさん、バンザイ!

先日、公民館の子ども祭りでお話し会を開催しました。
近隣の文庫サークルが集って開催する、合同のお話し会です。
文庫ごとに個性があり、新しい読み方に出会えることもあるので、毎年楽しみにしています。
今年も、幼児から児童、保護者など多くの方が集まり、とても盛り上がった1時間でした。

さて、お話し会が終わった時に、ふと思い出した出来事がありました。
それは、まだ文庫に参加して間もない頃だったと思います。
雑談の中で、「この前、スーパーで、『あ、絵本のおばさんだ!』って声を掛けられたのよ。」と、一人のメンバーが嬉しそうに話すのを聞いて、ビクッとしたのです。
なんとまぁ!読み聞かせの活動をしていると、街中で、「おばさん」と声を掛けられることがあるのか……、と衝撃を受け、「絵本おばさん」という響きが胸に刻み込まれました。
当時の私は、「おばさん」と呼ばれた経験があまりなく(周囲が気を使って「お姉さん」と呼んでいたことに気付いていなかったのでしょうね)、その「嬉しい」という感覚も分かりませんでした。

「絵本おばさん」と呼ばれる日

子ども祭りのお話し会が終わり、参加者が帰り始めた頃、「さっきの本を読んでくれたのは、僕の学校でお話し会をしているおばさんだよ。」と保護者に話している声が聞こえてきた時、私の頭には、あの時のことがよみがえりました。
きっと、少年は、小学校でのお話し会をいつも楽しみにしていて、話し手の声や顔をしっかりと覚えていたのでしょう。自信をもって話している様子に、私の心の中に何か温かいものが浮かんできました。

知らぬ間に時は過ぎて、今やすっかり「おばさん」と呼ばれることに慣れてしまった私。
でも、なんだか「絵本おばさん」って素敵な響きだなぁと思いながら、晴れやかに帰路についたのでした。

これからも、おばさんたちが沢山楽しい絵本を届けますね。

絵本おばさん、バンザイ!

絵本専門士Akikoの活動は、こちらに紹介しています。
お話し会のご相談は、こちらからお願いします。

上部へスクロール